今回紹介する「99歳、ひとりを生きる。ケタ外れの好奇心で」という本は、人生後半を豊かに過ごしたいと思っている人向けの本です。

今回紹介する「99歳、ひとりを生きる。ケタ外れの好奇心で」という本は、人生後半を豊かに過ごしたいと思っている人向けの本です。

「99歳、ひとりを生きる。ケタ外れの好奇心で」堀文子

こんにちは、あけみんです。

この本は、人生最後まで心豊かに生きるヒントが詰まっています。

この記事の内容
  • 著者、堀文子さんの略歴がわかる
  • 著者、堀文子さんがどんな作品を描いてきたかわかる
  • 「99歳、ひとりを生きる。ケタ外れの好奇心で」を読んで学んだこと、私の感想など

 

はじめに、著者である堀文子さんとは、どういう方なのか簡単に説明していきたいと思います。

堀文子さんとは?

1918年大正生まれ。女子美術専門学校の時に第二回新美術人協会展入選。
40代は、世界放浪の旅にでて、日本画の美しさに回帰します。
帰国後多摩美術大学の日本画家客員教授をして退任。

70代になるとイタリアに移住。
80代ではヒマラヤ山脈の高知を踏破。
病気で倒れてからは旅行に出かけられないので微生物に着目して作品を制作。
心不全のため100歳に亡くなられました。

母親の影響で女性が自立し自由に生きることを求め、亡くなるまで好奇心と探究心で作品を発表してきました。

堀文子さんのご家族は?

29歳の時に外交官の方と結婚。43歳の時に死別されています。
お子さんはいらっしゃらなかったようです。

堀文子さんの作品とは?

堀文子さんの作品は色彩豊かで、優しさを感じます。

https://twitter.com/bupposo_/status/1484420218785247234?s=20&t=eaTNRKaBMbiwcsIQQKkvGw

堀文子さんの画集

堀文子さんの制作する作品の自然の表現はとても繊細で素晴らしいです。

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堀文子さんの美術館

神奈川県の大磯に一般財団法人堀文子記念館があります。

堀文子さん「99歳、ひとりを生きる。ケタ外れの好奇心で」から学んだこと

この本で、初めて堀文子という画家を知りました。

ある年齢を過ぎたら弱音を吐く方が多い中、堀文子さんは亡くなるまで常に前向きで好奇心の赴くままに挑戦してきました。
堀さんの生き方を知ることで、好奇心旺盛に過ごすことの大切さを学びました。
自然に対する堀さんの興味が深く、作品に想いが反映しています。

堀文子さんは、好奇心だけではないんです。行動力もすごかった!いろんなことに興味を持ちワクワクするとすぐに行動して実行しました。

病気になったら気分が沈んで前向きになれないと思います。

堀文子さんは、病気になっても好奇心を失わず、現状を受け入れ、その中で好奇心を探していきました。
そして新しい世界を切り開いていったのです。

堀文子さん「99歳、ひとりを生きる。ケタ外れの好奇心で」を読んで

辛い状況になった時に、立ち止まらず、現状を受け入れ、与えられた環境の中で楽しみを見つける‥
これは年齢問わず、学ぶべきことだと思います。

堀さんが病気になった時にどう思ったか、どう行動したかをこの本で教えてくださってます。
亡くなるまでみずみずしい感性を失わず、生を謳歌した堀文子さんを知ることができて本当に良かったと思います。

実際に、年齢を重ねても好奇心こそが能力を高め、認知症を予防するという研究結果がでています。

堀さんの言葉をこの本で確認しながら、今こそ、自分が何がやりたかったのか、日常生活の中から好奇心を探してこれからの人生を豊かに過ごしていきたいです。

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