地域みらい留学のデメリットは?費用・寮生活と実際に得られた貴重な体験
みちこみちこ

地域みらい留学に興味があります。でも、親元を離れる不安や費用、デメリットも気になります。実際はどうでしたか?

こんにちは、あけみんです。

わが家では息子が地域みらい留学を利用して愛媛県の高校へ進学し、3年間を過ごしました。

最初はもちろん不安もありました。

「親元を離れて大丈夫かな」
「費用はどのくらいかかるんだろう」
「行ってから後悔しないかな」

そんなことを何度も考えました。

この記事の内容
  • 地域みらい留学の基本
  • 学費・寮費・生活費など実際にかかる費用
  • 体験して感じたデメリット
  • 3年間で得られた貴重な経験
  • 後悔しないために確認しておきたいこと

息子は、地域みらい留学を通して、親元を離れて暮らすことや、地域の人と関わること、今までとはまったく違う環境で生活することなど、本当に貴重な経験をすることができました。

わが家にとって、地域みらい留学を選んだことは本当によかったと思っています。

だからこそ、この記事を読んで「デメリットがあるならやめておこう」と思ってほしいわけではありません。

距離や費用、寮生活など、実際に行ってみて初めて分かったこともあります。でも、そうしたことを事前に知って準備しておけば、不安を減らすこともできます。

デメリットも含めて知ったうえで、それでも「この学校で学んでみたい」と思えるかどうか。

この記事では、3年間の地域みらい留学を経験した家庭の立場から、大変だったことも、行ってよかったと思うことも正直に紹介します。

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地域みらい留学とは?

地域みらい留学は、住んでいる地域を離れ、地域の高校へ進学して学ぶ仕組みです。

参加している学校は全国各地にあり、学校ごとに教育内容や寮・下宿などの生活環境も異なります。

地域と関わる探究学習や、少人数ならではの学校生活など、その土地だからこそできる学びを取り入れている学校もあります。

高校3年間を地域で過ごすタイプのほか、高校在学中の1年間を別の地域で学ぶ「地域みらい留学365」もあります。

この記事では、わが家が経験した3年間の地域みらい留学を中心に紹介します。

地域みらい留学にかかる費用

地域みらい留学にかかる費用

地域みらい留学を考えるとき、やはり気になるのが費用です。

学校によって違いますが、大きく分けると、

  • 学校にかかる費用
  • 寮・下宿などの生活費
  • 日用品やお小遣い
  • 現地までの交通費・帰省費

などがあります。

学校にかかる費用

公立高校の場合は、公立高校の授業料や就学支援制度などが関係します。

ただし、授業料以外にも制服・教材・学校行事などの費用が必要です。

制度や金額は年度によって変わることがあるため、志望校の募集要項や学校説明会で確認しておくのが確実です。

寮費・生活費

地域みらい留学では、学校の寮・下宿・ホームステイなどで生活する場合があります。

公式サイトでも、寮などにかかる費用は学校によって幅があるため、食事代や光熱費が含まれているかまで確認しておくと分かりやすいです。

  • 食事は何食付いているか
  • 光熱費は含まれるか
  • 休日の食事はどうするか
  • 日用品はどの程度必要か

なども確認しておくと安心です。

わが家の場合
息子が通った高校では、当時の寮費が約29,700円で平日の3食付き、別に光熱費が月7,000円ほどかかっていました。週末の食事や日用品なども含めると、月4万円前後になることが多かったです。これはあくまで当時のわが家の例なので、現在の費用は各学校で確認してください。

交通費・帰省費

実際に経験して、意外とかかったのが交通費です。

学校見学、受験、引っ越し、保護者が学校へ行くとき、長期休暇の帰省など、遠方ほど費用がかかります。

地域によっては帰省費などの補助制度が設けられている場合もあるので、学校選びのときに確認しておくとよいと思います。

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地域みらい留学のデメリット|知っておいた方がよかったこと

地域みらい留学のメリットとデメリット

わが家では地域みらい留学を選んでよかったと思っています。

ただ、これから検討する方には、よい面だけでなく、実際に大変だったことも知ったうえで選んでほしいと思います。

1.家から遠く、すぐに会いに行けない

一番大きかったのは距離です。

体調を崩したときや何か困ったことがあっても、すぐ迎えに行ける距離ではありません。

保護者会や学校行事などで現地へ行く場合も、時間と交通費が必要です。

ただ、その距離があったからこそ、親がすぐ手を出さず、本人が自分で考える場面も増えたように思います。

2.入学までにも費用がかかる

学校見学や説明会、受験、入寮準備などで、入学前に何度か現地へ行くことがあります。

遠方の学校ほど移動費はかかります。

入学後の費用だけでなく、入学前にかかる費用も考えておいた方が安心です。

3.買い物や遊ぶ場所が少ない地域もある

都市部のように、近くに大型店舗や娯楽施設があるとは限りません。

息子の暮らした地域でも、都会に比べるとお店や遊ぶ場所はかなり少なかったです。

ただ、本人は次第にその環境に慣れました。

便利さが少ない分、違う楽しみ方を見つけていたようにも思います。

4.塾や進学環境は学校によって違う

地域によっては、大手の進学塾などが近くにない場合もあります。

一方で、公営塾や学校独自の学習サポートが用意されている学校もあります。

大学進学を考えている場合は、

  • 学校の進路指導
  • 補習や講習
  • 塾・公営塾の有無
  • オンライン学習が利用できるか

などを確認しておくと安心です。

5.寮生活には慣れが必要

親元を離れると、洗濯や掃除、時間管理、体調管理など、自分でやらなければならないことが増えます。

共同生活なので、自分の思い通りにならないこともあります。

ただ、息子の場合は、その経験も含めて大きな成長につながったように感じました。

地域みらい留学で得られた貴重な体験

デメリットもありましたが、それ以上に、わが家では「行ってよかった」と感じることがたくさんありました。

ここからは、息子の3年間を見ていて感じたことです。

規則正しい生活が身についた

寮生活では、食事の時間や点呼など、ある程度決まった生活リズムがあります。

家にいた頃よりも、自分で時間を意識して生活する場面が増えました。

親が毎日のように声をかけなくても、自分で生活を整えていく経験ができたことは大きかったと思います。

自立心が育った

親元を離れると、洗濯や掃除、時間管理、体調管理など、自分でやらなければならないことが増えます。

もちろん、最初から何でもできたわけではありません。

うまくいかないことも経験しながら、自分で考えて行動する場面が少しずつ増えていきました。

高校生の時期に、生活そのものを自分で回していく経験ができたことは、とても貴重だったと感じています。

一緒に過ごす仲間ができた

寮生活では、学校だけでなく生活の時間も仲間と一緒に過ごします。

楽しいことだけでなく、時には意見が合わなかったり、共同生活ならではの難しさもあったと思います。

それでも、同じ地域で3年間を過ごした仲間との関係は、普通の学校生活とはまた違う濃さがあったように感じます。

親元を離れた環境で、一緒に生活しながら支え合える仲間ができたことも、大きな財産になったと思います。

地域の人との関わり

学校の先生だけでなく、地域の大人と接する機会が多かったことも印象に残っています。

学校の中だけでは出会わなかった人たちと関わりながら生活することは、教科書とは違う学びになったと思います。

まったく違う環境で3年間暮らしたこと

それまで暮らしていた場所とは、景色も生活の仕方も違いました。

便利なことばかりではありません。

でも、高校生の時期に「自分の知っている世界とは違う場所で暮らす」という経験ができたことは、とても大きかったと思います。

親にとっても子どもの成長を見守る経験になった

地域みらい留学は、子どもだけの経験ではありませんでした。

親の側も、すぐに助けることができない距離から見守ることになります。

心配することもありましたが、離れていたからこそ「本人に任せる」ということを少しずつ学んだように思います。

地域みらい留学で後悔しないために確認したいこと

これだけ貴重な経験ができたからこそ、誰にでも地域みらい留学をすすめたい、ということではありません。

子どもによって合う環境は違います。

大切なのは、メリット・デメリットの両方を知ったうえで、その学校や地域が本人に合っているかを考えることです。

特に確認しておきたいのは、

  • 本人が本当に行きたいと思っているか
  • 学校の授業や教育方針が合っているか
  • 寮・下宿での生活が合いそうか
  • 休日をどのように過ごすのか
  • 進学や就職のサポート
  • 体調を崩したときの対応
  • 帰省方法と交通費

です。

学校を選ぶというより、「この場所で3年間暮らしたいか」まで考えてみると、見え方が変わってくると思います。

地域みらい留学の口コミだけで決めない

地域みらい留学について調べると、さまざまな口コミや体験談があります。

この記事も、その中の一つです。

ただ、同じ学校でも子どもによって感じ方は違います。

だからこそ、口コミだけで「よさそう」「大変そう」と判断するのではなく、可能であれば本人が学校を見てみることをおすすめします。

学校説明会やオープンスクールで実際の雰囲気を見ると、インターネットだけでは分からないことも見えてきます。

不合格になった場合のことも考えておく

地域みらい留学でも、不合格になることはあります。

また、県外の公立高校を受験する場合は、地元の公立高校との併願方法にも注意が必要です。

「行きたい学校」が決まったら、受験方法だけでなく、もし違う結果になった場合の進路も一緒に考えておくと安心です。

受験方法や併願についてはこちらの記事にまとめています。

地域みらい留学以外の選択肢も知っておく

地域みらい留学が合う子もいれば、別の環境が合う子もいます。

全日制高校だけでなく、通信制高校など、高校生活の選択肢も増えています。

「地域みらい留学に行くか、行かないか」だけで考えるのではなく、本人に合う環境をいくつか知っておくことも大切だと思います。

通信制高校も選択肢として調べたい場合

学校によって通学スタイルや学習方法、サポート内容が異なります。地域みらい留学とは別の進路として、どんな学校があるのか比較してみるのも一つの方法です。

無料で複数の通信制高校・サポート校の資料を比較できます。

興味を持ったら、まず実際の学校を見てみる

地域みらい留学に興味を持ったら、まず公式サイトで参加校を見てみるのがおすすめです。

学校によって、

  • 教育内容
  • 寮や下宿
  • 費用
  • 県外生の募集人数
  • 学校周辺の生活環境

がかなり違います。

写真や学校紹介だけで判断せず、可能であれば一度現地へ行ってみてください。

息子も、実際に学校や地域を見たことが、その後の進路を考える大きなきっかけになりました。

体験談を知りたい場合は、関連書籍を読んでみるのも参考になります。

「スギナの島留学日記」
島留学での生活を知る参考になる一冊です。
「未来を変えた島の学校」
隠岐島前高校の取り組みを知ることができます。

まとめ|デメリットを知っても、地域みらい留学は貴重な選択肢だった

地域みらい留学には、

  • 家から遠い
  • 交通費がかかる
  • 生活環境が大きく変わる
  • 寮生活に慣れが必要
  • 進学環境は学校によって異なる

といった、事前に知っておきたいことがあります。

でも、わが家にとっては、それ以上に得たものが大きい3年間でした。

規則正しい生活が身についたこと。
自分で考えて行動する力がついたこと。
一緒に過ごす仲間ができたこと。
地域の人と出会ったこと。
知らない土地で3年間暮らしたこと。

どれも、高校生だった息子にとって、とても貴重な経験だったと思います。

デメリットがあるから諦めるのではなく、デメリットを理解したうえで、それでも「ここで学びたい」と思える学校や地域を探してみる。

それが、地域みらい留学を考えるときに一番大切なことではないかと思います。

わが家は、地域みらい留学を知り、実際に一歩踏み出して本当によかったと思っています。

この記事が、これから地域みらい留学を考えている方にとって、前向きに一歩を考えるための参考になればうれしいです。

地域みらい留学での1年間の生活についてはこちらでも紹介しています。

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