
みちこ 丹田呼吸法に興味があります。
自律神経に良いと聞いたのですが、どんな効果がありますか?
初心者でもできるやり方も詳しく教えてください!
みちこさん、その疑問にお答えします。
あけみ
呼吸を変えるだけで、驚くほど体と心は変わりますよ。
- [丹田呼吸]の歴史と白隠禅師の秘宝がわかる
- [丹田呼吸]がもたらす11の医学的・精神的効果がわかる
- [丹田呼吸]と幸せホルモン「セロトニン」の深い関係がわかる
- [丹田呼吸]と[腹式呼吸]の決定的な違いがわかる
- [丹田呼吸法]のやり方(寝る・座る・立つ姿勢別)がわかる
- [丹田呼吸]を50代の私が実践してみたリアルな感想がわかる
- [丹田呼吸]によるマインドフルネスと潜在意識の書き換え方がわかる
こんにちは、あけみんです。
先日、齋藤孝先生の「不安がなくなる白隠禅師の教え 心を燃やす練習帳」という本に出会い、「丹田呼吸法(たんでんこきゅうほう)」を知りました。それは、現代人が抱える不安やストレスを一掃するための究極の知恵でした。
もっと詳しく調べてみたところ、医学的にも免疫力が向上し、体幹が鍛えられ、細胞レベルで体が若返る効果があることが判明。中には「病気が治癒した」という驚きの報告まであるのです。
50代を迎えた私にとって、これからの人生をいかに健康に、そして病院や薬に頼らず自分らしく生きるかは大きなテーマです。呼吸法だけで心も体も整うのであれば、これほど素晴らしいことはありませんよね。そこで、さっそく本気で実践してみました。
この記事では、「丹田呼吸法」の凄まじい効果と、今日からすぐできる具体的なやり方、そして私が実際にやってみて分かった「挫折しないコツ」をどこよりも分かりやすく丁寧に解説します。ぜひ、新しい自分に生まれ変わるヒントにしてください。
丹田呼吸法とは?江戸時代の名僧・白隠禅師が伝えた「復活の秘法」

丹田呼吸法のルーツは、古代インドのお釈迦様にあります。お釈迦様が苦行の中で習得した呼吸法「アナパーナ・サチ」が、その始まりだと言われています。
この呼吸法を日本で広く世に伝えたのが、江戸時代の名僧・白隠(はくいん)禅師です。白隠禅師は、修行に打ち込みすぎて「禅病(※1)」という深刻な自律神経失調症にかかりましたが、山中に住む白幽仙人から授かった「内観法」という秘法によって、身の毛もよだつほどの苦しみを克服したのです。
※1 禅病とは:過酷な修行によって心身のバランスを崩し、現代で言うところの自律神経失調症や心身症を引き起こす病のこと。
「丹田(たんでん)」の場所をチェック!
丹田とは、おへそから指3〜4本分下にある「下腹部」の奥のことを指します。

丹田呼吸法とは、この場所に意識を集中させ、ゆっくりと時間をかけて息を吐き出すことで、体内の炭酸ガスを出し切り、大量の酸素を全身に取り込む特別な呼吸法です。
医学博士も推奨!丹田呼吸がもたらす11の驚愕効果
みちこ 丹田呼吸には、具体的にどんなメリットがあるのですか?
私たちは怒りや不安を感じている時、無意識に呼吸が浅くなっています。この「浅い呼吸」こそが万病の元です。丹田呼吸で呼吸を深く整えると、細胞が活性化し、以下のような驚きの効果が得られます。

- 免疫力アップ:病気に負けない強い体を作る。
- ストレス・不安解消:自律神経を整え、心を穏やかに。
- 睡眠不足解消:深いリラックスで安眠へ導く。
- 食欲増進・快便:内臓が刺激され、消化機能がアップ。
- 集中力・やる気アップ:脳に酸素が行き渡り、頭が冴える。
- リラックス効果・若返り:血流が良くなり、アンチエイジングに。
- 体幹が鍛えられる:お腹の筋肉を使うため、姿勢も整う。
- 冷え性解消:細胞の燃焼効率が上がり、体温が上昇。
- 様々な病気の治癒と予防:自然治癒力を最大化する。
あけみん 医学博士・村木弘昌氏も、著書の中で丹田呼吸による「呼気分析」を行い、その科学的根拠を証明しています。丹田周りの神経細胞を刺激することで、体全体の機能が調整されるんです。
幸せホルモン「セロトニン」を爆増させて幸福感を高める
近年、やる気や幸福感に直結する脳内物質として「セロトニン」が注目されています。セロトニンが不足すると、イライラ、ストレス、さらには攻撃性が増すこともマウスの研究で判明しています。

どうやってセロトニンを増やす?
呼吸は脳神経に直接作用します。「丹田呼吸」を行うことで、脳内のセロトニン神経がうまく働くようになります。
セロトニンは、リズム運動(歩行、咀嚼など)でも増えますが、呼吸のリズムを整える丹田呼吸法は、場所を選ばずいつでも精神を安定させることができる「最強の幸福術」なのです。セロトニンが増えると、前向きになり、睡眠の質も劇的に改善します。
似ているようで大違い!「腹式呼吸」と「丹田呼吸」を徹底比較
みちこ 腹式呼吸とは何が違うのですか?
どちらもお腹を使いますが、その「深さ」と「エネルギー」が違います。
- 腹式呼吸:吸うときにお腹を膨らませ、吐くときに凹ませる基本の呼吸。
- 丹田呼吸:丹田に意識を全集中し、腹圧をかけてゆっくり吐き切る呼吸。
吐き出される炭酸ガスの量も丹田呼吸の方が腹式呼吸よりもはるかに多い。ということはその見返りとして新鮮な酸素が入ってくる量も丹田呼吸がまさるというわけである。
「白隠禅師「夜船閑話」に学ぶ丹田呼吸法」より
みちこ 腹圧をかけることで、より強力に体の細胞をリフレッシュできるんですね!
【姿勢別】丹田呼吸法の正しいやり方と手順
みちこ 初心者でもできる、具体的なやり方を教えてください!
丹田呼吸は、どんな場面でも実践できます。まずは基本となる「3秒吸って、2秒止めて、15秒かけて吐く」のリズムを意識しながら、10回繰り返してみましょう。
① 横になって行う丹田呼吸法(寝る前・リラックス時に)
上向きに横たわり、軽く目を閉じます。手は横に、足は肩幅に開いて全身の力を抜きます。
- まずは、口からゆっくり時間をかけて息を完全に吐き切ります。
- 口を閉じ、下腹部の緊張をふわっとゆるめます。
- 下腹部に空気が満ちるイメージで、ゆっくり鼻から空気を吸い込みます(横隔膜が下がり、お腹が大きく広がります)。
- そのまま2秒間、呼吸を止めます。
- 【ここが重要】丹田を意識して、15秒ほどかけてゆっくり長く吐き出します(横隔膜が上がり、お腹が凹みます)。
- 1〜5を、10回ほど繰り返します。
・息を吐くときは「丹田(下腹)」に息を下ろしていくような感覚で吐きます。
・私の体験談ですが、最初のうちは最後に「フゥーッ」と少し声に出すと、腹圧を感じやすく上達が早いです。
② 座って行う丹田呼吸法(職場や自宅で)

あぐら、正座、または椅子に座って行います。背筋をピンと伸ばし、全身の力を抜いて❶〜❻の手順を行います。10回繰り返しましょう。
③ 立って行う丹田呼吸法(通勤中や信号待ちで)
足を肩幅に開き、軽く目を閉じ、❶〜❻の手順を行います。座る時と同様に背筋を意識しましょう。
・吐くときに少し前傾姿勢になると、下腹部に圧がかかりやすくなり、初心者でもコツが掴みやすくなりますよ!
挫折しない!丹田呼吸をマスターする「3・2・15のリズム」

丹田呼吸の真髄は「吐き切ること」です。悪いものを出し切るからこそ、自然と良い酸素が入ってきます。まずはこの「3・2・15」のリズムを体に叩き込みましょう。
- 3秒吸う:鼻から新鮮な空気をたっぷりと。
- 2秒止める:一瞬の静寂でエネルギーを溜める。
- 15秒吐く:丹田に圧を感じながら、細く長く。
- 継続:最低でも20日間以上続けることで、体質が変わり始めます。
あけみん 最初は15秒吐き出すのは難しいかもしれません。きっちり15秒じゃなくてOK。長めに息を吐き切ることを「意識」して継続することが一番のポイントです。
【体験レポ】私が丹田呼吸を実践してわかった驚きの変化
効果が凄いので、私も本気でマスターしようと毎日実践しています。
最初は「丹田を意識する」感覚が掴めず苦戦しましたが、吐くときに声を出してみるなどの工夫で、徐々に下腹部の奥に力強い芯を感じるようになりました。丹田には力を入れすぎず、そっと「意識を置く」のがコツです。
続けてみて驚いたのは、寝つきが良くなり、朝起きた時の頭の重さが消えたこと。呼吸一つでこれほど体が軽くなるとは思いませんでした。
今では朝、就寝前、さらには電車移動中の隙間時間でも意識的に行っています。
免疫力アップのために、これからもずっと続けていきたい最高の習慣です。
マインドフルネスと潜在意識:呼吸で人生のステージを上げる
白隠禅師が伝えた秘法「内観法」には、単なる呼吸だけでなく、今この瞬間に集中する「マインドフルネス」の要素が含まれています。
みちこ マインドフルネスをすると、どうなるのですか?
雑念を払い、脳をリラックスさせることで、ストレスを劇的に減らすことができます。白隠禅師は、以下の4つを唱えながら丹田呼吸をせよと説きました。

- 私の丹田こそが、本当の自分が在る場所である。
- この丹田こそが、自分の魂の故郷である。
- 自分の心こそが、清らかな仏の世界である。
- 自分の中にこそ、尊い仏がいる。
これは上級編ですが、息を吐くときに不安や悪いものを出し切り、吸うときに「体はどんどん良くなる」「ありがとう」といったプラスの言葉を唱えることで、潜在意識に働きかけることができます。呼吸法一つで人生を変える力を、あなたも感じてみませんか?
まとめ:今日から始める「一生モノの健康習慣」
丹田呼吸は、江戸時代の名僧が自らの病を克服するために使い、現代でも医学的に証明されている「究極の自己治癒術」です。お金もかからず、道具も不要。ただ「吐き切る」ことから全てが始まります。
- 免疫力アップ、不眠解消、精神安定、若返りなど多大な効果。
- 「3・2・15のリズム」でしっかり吐き切る。
- 10回繰り返すだけでも、細胞は活性化する。
- プラスの言葉を合わせれば潜在能力まで引き出せる。
白隠禅師が伝えたもう一つの秘法「軟酥(なんそ)の法」も併せて行うと、より効果が高まります。ぜひこちらの記事も参考にしてください。
「軟酥の法」とは、白隠禅師が会得した心や体の不調を改善するイメージ法です。「軟酥の法」のやり方と効果やコツを解説しています。
📚 今回の記事で参考にさせていただいた名著
本気で体を変えたいなら、一度は読んでおくべき珠玉のラインナップです。
- 「白隠禅師 健康法と逸話」 直木 公彦
- 「心を燃やす練習帳 不安がなくなる白隠禅師の教え」 齋藤 孝
- 「呼吸入門」 齋藤 孝
- 「白隠の丹田呼吸法」 医学博士 村木 弘昌
- 「52歳で折り返し120歳で現役丹田発生・呼吸法医者入らず」 子島弘基
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最後までお読みいただきありがとうございました。この情報が、あなたの心と体の健康を支える一助となれば幸いです。








